相続対策という切り口で不動産オーナーをとりまく環境を見ると、税理士、ハウスメーカー、司法書士、不動産業者、銀行など、様々な専門家の存在があります
一般的には相続対策=節税対策 という認識があり、不動産オーナーは各専門家の助言や提案を受け、自らその判断を下していく必要があります
不動産オーナーは相続の専門家ではありませんので、信頼できる専門家を頼り、総合的に判断していく事が最善です
相続対策は、節税対策だけで良いのでしょうか?
「信託」「不動産の法人化」「生前贈与」「アパ−ト新築」etc...枝葉の方法論ではなく、次の世代への資産継承として全体を計画すべきではないでしょうか?
広い視野で相続対策を計画する事は、不動産コンサルティングの使命と考えています
相続対策とは、ずばり資産承継対策です
ここで資産承継対策とは
「@市場価値の高い資産を A計画的に B次世代へつなぐ事」です
その為には「不動産対策+相続対策」が必要になり、何年スパンで計画するかという「時間の概念」も重要になります
処分性はどうか?という観点がひとつ目です
不動産は右から左に売れるものではありません
境界の確認、借地人や借家人の問題、通路の問題、市場性・需給の問題etc...
相続が起きた後、売却しようにも時間がない..残念ながらよくある話です
アパートを新築して10年後...いくらで売れるか?ローン残債は?空室率は?
かならず考えるべきです
収益性はどうか? 例えば分譲地の月極駐車場や低層アパートなど、処分性は良いかもしれませんが、収益性に優れているとは言えません
利益率を向上させる対策か、利益率の高い不動産に買い替える事も検討します
未利用地はないか? 未利用の土地があれば有効活用の方法・対策はないか?
場合によっては売却の検討も視野に入ります
相続する人を争わせない 資産を託す次世代が争う事になってはいけません
誰に、何を、どう託すのか?きちんと準備しておく事が肝要です
納税資金対策 相続税を現金で払う準備はしておくべきです
納付期限までに不動産を売却・現金化するとなると期限があるため売り急ぎとなる事も多く、好条件での売却できないかもしれません
相続税の節税対策 節税対策も上記の不動産対策と合わせて検討します
資産の組み換えも積極的に計画し、攻めの不動産経営マインドを持ちます
相続まで時間的猶予があるならばチャンスです
節税スキームを取り入れながら、資産の収益性も改善し、納税してもお釣りがくる様な収益を生み出せる可能性もあります
財産管理対策(認知症対策) いざというとき所有者が認知症では、処分や売買・賃貸など、何もできなくなります
まだ時間があれば尚のこと、早めに準備した方が良いでしょう
「贈与・法人化・信託」など様々な対策が検討できます
相続対策つまり資産承継のプロジェクトは、不動産を中心に取り組む事が成功へのステップと言えます
不動産は様々なリスク要因や問題を抱えていることも多く、その解決に時間を要する事も多くあります
そして不動産コンサルティングは不動産の専門家であり、税理士や司法書士、金融機関などの専門家と協力して、プロジェクトを進めることができます
ぜひランドハウスの不動産コンサルティングマスターへご相談ください
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